写真甲子園 浦添工が準V 壮大な「風土」表現


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
写真甲子園で準優勝した浦添工業高校の組み写真「育む」の1枚(写真甲子園実行委員会提供)

 第20回全国高等学校写真選手権大会(写真甲子園2013)は9日、北海道の東川町で閉幕した。連覇を目指した浦添工業高校は惜しくも準優勝だった。共に沖縄から出場した那覇工業高校は敢闘賞。優勝は埼玉栄高校だった。今大会は過去最多の522校が応募。本戦に20校が出場した。

 浦添工業高校は、3年生の山城未早希さん(17)、比嘉緩奈(かんな)さん(17)、城間祐緒(ひろお)君(17)が出場。「風土」をテーマにした最終公開審査会では、北海道の壮大な自然やそこに生きる人々を写真に収めた。2年連続出場の部長・山城さんは「今できるベストだったけど、もっとできたかなとも思う」と悔しさをにじませた。
 それでも「早起きして、朝にしか出会えない北海道の風景や人々を撮れて楽しかった」と城間君。山城さんと同じく2年連続出場の比嘉さんは「前の大会で写真に撮ったおばあちゃんに再会できて良かった」と、うれしげに語った。