台湾内政部(内務省)が3日発表した統計結果によると、ことし上半期、台湾を訪れた外国人は延べ381万人。
そのうち、香港・マカオを含む中国人が51・9%と、初めて過半数となり、ついに外国人観光客の2人に1人が中国人という、新たな局面に入った。
内訳は、中国人が139万9千人余。香港・マカオの人が59万人。国別では中国に次いで日本が17・4%、アメリカが5・3%と続いた。入国目的では観光が67・3%で最も多く、次いでビジネスの12・4%だった。
中国からの観光客増加について政府は、2009年の台湾観光解禁から、積極的に規制緩和と交流の活性化を行ってきたことが奏功したものとみている。
台湾からの出国先としても中国が最も多く、50・6%だった。