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米軍ヘリ沖国大墜落から9年を迎える13日から、写真展「壁1000の記憶」(同実行委主催)が西原町立図書館と浦添市前田のブックカフェ「ブッキッシュ」で始まる。
一般から寄せられた事故当時の写真やメールなど、約500点の“それぞれの記憶”が展示される。いずれも18日まで。
今回で15回目。準備中に起きた米軍ヘリ宜野座墜落に、実行委員の新川美千代・元同図書館長は言葉を失う。復帰前、嘉手納基地の米軍機離陸失敗の巻き添えで親類を失った。「どこに落ちてもおかしくないと言ってきたが、また落ちるとは。悔しさや怒りを思い出す場にしたい」
実行委員で事故当時沖国大1年生だった仲尾美希さん(28)は、宜野座の事故で、9年前の事故が、心の痛みとともによみがえった。写真展には「いろいろな人の8・13の記憶が聞ける場所。毎年成長している」と、多くの来場に期待した。