「装備品点検のため飛行停止」 ヘリ墜落で嘉手納基地


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 【嘉手納】米軍嘉手納基地所属のHH60ヘリが宜野座村に墜落した事故で、沖縄市、嘉手納町、北谷町でつくる嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)の首長らは13日午前、同基地の第18航空団と沖縄防衛局を訪れ、事故原因と再発防止策を公表するまでHH60ヘリの飛行停止、住民地域上空の飛行禁止を要請した。

 三連協によると、嘉手納基地で対応した第18任務支援中隊のフィル・ヒメネス副部長は「9日に事故機の機体の一部を回収した。事故を起こしたHH60ヘリは現在、装備品の点検と安全確認のため飛行を停止している」と伝えた。住民地域上空の飛行禁止については、他の航空機との関係や規制はあるが、努力したいと述べた。【琉球新報電子版】