終盤、グルクン入れ食い


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 8月10日、北中城出身で台湾を中心に女優活動を続けるJUDY(福本幸子)さんから、久しぶりに釣りに行きたいとの電話が入った。早速、翌11日にシーランドの半日沖釣りツアーに同行取材。同行者は台湾で著名な俳優の藍正龍(ラン・ジェンロン)さんと友人の仲地飛雄馬さん。午後1時に北谷町浜川漁港を出港。5分ほど走って北谷沖でアンカーを打って、釣りを開始した。

 しかし釣れるのはスズメダイやオジサンなどの小魚ばかり。前日まで好調だったグルクン釣りだが、この日は午前のツアーもグルクンの食いが渋かったと船長も困り顔。10分ほど船を走らせてポイントを宜野湾に移動したが、グルクンの食いが激渋の状態。活性の高い時のグルクンは誰でも簡単に釣れるが、食いが渋い時のグルクンはベテランでも苦労させられる。

 納竿30分前になって最後のポイントへ移動した。仕掛けを下ろすと、竿先にグルクン特有の小気味よいアタリ。強い引きを楽しみながら巻き上げると、本命のグルクン。船中あちらこちらで「釣れた」「釣れた」の歓声が上がる。仕掛けを下ろすと、すぐにアタリがあり、時にはダブル、トリプルの釣果で小さなクーラーボックスはたちまち満杯となった。

 半日沖釣りツアー申し込みは、シーランド(電話)098(936)1116。JUDY公式サイトは、http://sachikojudyfukumoto.com

8月11日、宜野湾沖で半日沖釣りツアーを楽しんだ(左から)仲地飛雄馬さん、福本幸子さん、藍正龍さん
8月10日、読谷海岸で72センチ・5.2キロのタマンを釣った安次嶺純二さん
8月1日、チービシで110センチ・23キロのミーバイを釣った上地武靖さん
8月4日、八重山諸島黒島一文字で21.5キロのロウニンアジを釣った小島大護さん
7月25日、渡名喜沖で6.3キロのシルシチューを釣った大城航さん
7月28日、三重城で100センチ・13キロのガーラを釣った宮城太智さん
8月7日、宜野湾海岸で63.6センチ・3.59キロほか4尾のタマンを釣った國仲隼さん
7月18日、宮古島高野漁港で113センチ・21キロのロウニンアジを釣った高江洲禎さん(宮古島磯釣研究会・極)
8月7日、糸満パヤオでマンビカーとシビマグロを釣った島袋琉空君(左)と鶴永健太君
8月11日、熱田漁港で初めて釣りをして25センチ・120グラムのキスを釣った盛根昭陽君