オスプレイが宜野座で訓練 ヘリ墜落現場付近飛ぶ


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米軍ヘリ宜野座墜落事故後初めて、村内を飛行する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ=13日午前11時40分ごろ(宜野座村宜野座から撮影)

 【中北部】米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイは13日、昨年配備された12機のうちの1機が訓練飛行する様子が確認された。

オスプレイの訓練が確認されたのは、3日に始まった追加配備後初めて。
 宜野座村のキャンプ・ハンセンでは、5日に発生したHH60救難ヘリの墜落事故現場付近で離着陸したほか、漢那ダム上空を旋回した。當眞淳村長は「理解できない。米軍の訓練を許す日本政府に地域の声が届いていない」と批判した。福山区の比嘉徳信区長は「別機種とはいえ、訓練を再開させるなんて本当に頭にくる。県民をばかにしている」と憤った。