米軍ヘリ墜落同型機が飛行再開 事故原因不明のまま


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事故原因が明らかにならないまま、墜落から11日後に飛行再開するHH60救難ヘリ=16日午前9時56分、米軍嘉手納基地

 【嘉手納】米空軍嘉手納基地は16日午前9時56分、宜野座村の米軍キャンプ・ハンセン内に墜落炎上し、飛行を一時停止していたHH60救難ヘリコプターの同型機の飛行を再開させた。

 嘉手納基地によると、事故原因は調査中で、まだ明らかになっていない。県や宜野座村、嘉手納町などの自治体は、事故原因が明らかになるまで飛行停止を求めていた。
 HH60ヘリは5日の訓練中、1機が宜野座村に墜落炎上し、乗組員1人が死亡した。嘉手納基地は14日、「同型機を整備し、機体に異常は見つからなかった」とし、飛行再開を関係自治体などに伝えていた。【琉球新報電子版】