【中国時報】豚足月餅が大人気 試食会に数百人殺到


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 ことし10月、台湾で開催される「2013国際豚足祭」に先立ち、台北駅で11日、名物の「万巒(ワンルアン)猪脚(豚足)」を使った月餅がお披露目された。

試食会には数百人が殺到。およそ10分で500個を配り終えた。
 国際豚足祭はことしで5回目。各地の豚足料理の中でも台湾最南端にある屏東(ピントン)県の万巒豚足は贈答品としても人気の名物だ。月餅は豚足を煮込んだ煮汁で、緑豆餡(あん)を作製。最後にサイコロ状に切った豚足と合わせて、月餅にしたもので、開発には10年の歳月を要した。
 祭の主催者でもある台湾政府農業委員会(農水省)によると、養豚は台湾の重要な産業の一つ。今後は韓国のキムチ同様、台湾を代表する食品として豚足の世界展開を目指し、売り込みと商品開発を続けていきたいとしている。