伊敷竜治、100平8位 北部九州総体最終日


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伊敷 竜治

 【北部九州総体取材班】2013年度全国高校総体は最終日の20日、長崎県で競泳を行い、男子平泳ぎ100メートルの伊敷竜治(糸満)が予選で1分3秒18の県記録と県高校記録を更新し決勝進出、決勝は1分3秒22で8位だった。同バタフライ100メートルの内山和昭(同)は、56秒31で34位だった。

◆県新で自信「次は表彰台」 伊敷竜治
 “本命”だった平泳ぎ200メートルは予選落ちし、涙をのんだ伊敷竜治だったが、400メートルメドレーリレーを県新記録で終え、自信を取り戻した。
 最終種目となった平泳ぎ100メートル予選は「絶対に決勝まで行こうと、自分を信じて泳ぎ切った」。50メートル地点を自己ベストの29秒39で折り返し、そのまま勢いを落とさずにフィニッシュ。タイムは1分3秒18の県新記録をマークした。
 決勝はわずかに予選のタイムを下回り8位となったが「満足の結果ではないけど、決勝まで行けたから最低限の仕事はできた」と語った。
 約1週間後、またすぐに全国大会を控える。「この勢いで、次は2種目とも表彰台を狙う」と、頼もしく言い切った。