南城で「染屋の恋唄」 俳優協会が25日公演


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久高将吉(左端)、瀬名波孝子(右端)の演技指導を受ける嘉陽田朝裕(左から2人目)と小嶺和佳子(同3人目)=9日、那覇市の劇団花園

 沖縄俳優協会の玉城公演が25日午後2時と午後6時、南城市中央公民館である。演目は歌劇「染屋の恋唄」など。「染屋―」をおはこにする久高将吉の演出で、若手の嘉陽田朝裕が主役の蒲太を演じる。

 染め物職人の蒲太は、士族専門ジュリのマカテー(小嶺和佳子)に一目ぼれする。蒲太は士族を装ってマカテーを訪ねるが、身分がばれてしまう。その他の出演は春洋一、真栄田文子、具志清健、高宮城実人ら。地謡は宮城武碩。
 舞踊喜歌劇「馬山川」も上演する。久高は「南洋小唄」を、泉賀寿子と瑚城舞花が「恋路枕」を踊る。入場料は1500円(中学生以下無料)。問い合わせは同協会(電話)098(943)4801。