「東大塾」が開講 伊平屋、全生徒参加


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ワークショップでそれぞれの夢などを発表する生徒と東大講師たち=10日、村離島振興総合センター

 【伊平屋】毎年夏休みに東大生を講師として招き、勉強方法などを学ぶ「東大塾2013・イン・いへや」の開講式が10日、村離島振興総合センター大ホールで行われた。

今回で3回目。村内の中学1~3年までの全生徒が塾生として参加した。
 国内最高学府とされる大学の学生とじかに触れ合うことで、勉強に対する意識を高め、具体的な勉強の方法を学ぶことが目的。受験とともに島を出る生徒たちに、目標の立て方や達成方法などを学んでもらう狙いもある。
 開講式では生徒らの習熟度テストも行われた。講師の1人、東京大学文科3類2年の渡辺規子さんは「高校受験や大学受験は人生において大きな変化になると思う。将来のことをたくさん考えるサマースクールになればいいと思う」と話した。
 伊平屋中学2年の新垣優奈さんは「楽しそうな塾になりそうでワクワクする」と笑顔で話した。
(野甫英芳通信員)
英文へ→University of Tokyo students teach children in Iheya