追加配備のオスプレイが初夜間訓練 伊江島でも訓練実施


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
夜間訓練後、普天間飛行場に帰還する追加配備されたMV22オスプレイ=22日午後9時36分、同飛行場(金良孝矢撮影)

 【中・北部】在沖米海兵隊のMV22オスプレイ2機は22日夜、米軍普天間飛行場へ追加配備後、初めて夜間飛行訓練を実施した。追加配備後の運用が本格化しつつある。

機体番号「02」と「11」は午後6時半ごろ、相次いで同飛行場を離陸した。約3時間にわたって夜間訓練を行った。
 この日は午後3時ごろ、機体番号「11」が普天間飛行場を離陸。午後3時半ごろ、追加配備されたオスプレイとしては初めて伊江島で訓練を実施した。伊江島補助飛行場周辺を旋回し、飛行場内で離着陸訓練を繰り返す様子を住民が目撃した。午後5時20分ごろには嘉手納基地へ飛来し、北側滑走路から進入し、東シナ海側へと通過した。「11」は午後5時35分に普天間飛行場へと帰還した。その後、午後6時半ごろには「02」とともに2機編隊で南へ離陸。午後9時35分ごろまでに同飛行場へ帰還した。