【伊江】夏の風物詩となった伊江村青年会(内間響会長)の2013年度旧盆巡回エイサーが19、20の両日、村内10カ所で行われた。ことしは総勢約70人の青年会員が参加した。
時折雨が降る中、会員らは大太鼓やパーランクを打ち鳴らし、勇壮な演舞で観客を魅了した。女性も男性に負けない力強いばちさばきを披露し、額には汗が光った。
今回から踊り手の衣装を全て新調した。鮮やかな衣装に身を包んだ会員の踊りにも切れがあり、観客からも「涼しそうな衣装ですてき」と評判だった。各公演場所では地域住民や帰省客が演舞を堪能し、大きな拍手で激励した。
同青年会は9月1日に開催される第58回沖縄全島エイサーまつりに初出場する。
内間会長は「全島エイサーに出場するため早い時期から練習に励んだ。先輩から受け継がれた踊りや歴史に恥じぬよう、精いっぱい披露したい」と語った。(金城幸人通信員)