社会

【中国時報】北極経由で欧州 初の大連港出発

 中国の遠洋運輸集団(COSCO)の貨物船・永盛号(えいせいごう)が8日、北極を経由する欧州航路に向け、大連港から出港した。

温暖化による北極の氷の減少により実現した航路で、スエズ運河を経由する航路より13日、2400海里短縮される。
 中国の貨物船が北極航路を航行するのは今回が初めて。約35日後の9月11日にはオランダのロッテルダムに到着する予定だ。航路は約8100カイリ。中国から欧州への最も経済的な航路として注目されている。
 米調査機関によると、北極の氷は1979年より53%減少しており、そのため北極経由の航路が実現した。ロシア政府によると、2011年に欧州からアジアへの通過を許可した船舶は4隻だったが、12年には46隻に増加。ことしは既に393隻を許可している。