南城ウイーク 船越小6年生、4こま漫画に挑戦


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漫画での表情などの説明があった、ももココロさんによる漫画教室=26日、南城市立船越小学校

 【南城】琉球新報の4こま漫画「がじゅまるファミリー」を連載している、ウチナー漫画家ももココロさんによる漫画教室が27日、南城市立船越小学校(宮城伸子校長)で開かれ、6年生46人が参加した。

 ももさんは『笑う』『怒る』など表情の描き方について説明したほか、「静かな雰囲気を表すには『しーん』といった文字を書き込む」など、漫画を書く際に重要な点などを、ユーモアを交えながら教えた。
 児童は同市のイメージキャラクター「なんじぃ」をモデルにした4こま漫画作成にも挑戦した。ももさんのアドバイスを受けながら、熱心に取り組んでいた。
 ももさんは「4こま漫画一つを作るのに5~6時間かかることもあるほど大変で、みんなが今日4こま漫画を考えるのは大変だったはず。ただ大変な事を経験するのは人間が成長する上で大切。練習していくことが重要だ」と締めくくった。
 照屋太翔君(12)は「漫画の描き方は奥が深いと思った。顔の表情とか工夫されていることを初めて知った」と話した。
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