タマン、石垣島から初優勝


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 8月23日から25日までの3日間、沖縄本島周辺および宮古島、石垣島を含む3会場で開催されたバトルカップタマン釣り大会には183人(本島137人、宮古10人、石垣36人)が参加。今年は台風直後の好条件を味方につけた石垣島で優勝魚が釣れた。

 優勝した波照間清人さん(大中釣り同好会)は台風が去って2日目の23日夜10時に石垣島の明石海岸の本命ポイントに入ったが、潮が引いたので午前3時30分に近くのポイントへ移動。仕掛けを投入して10分ぐらいで大物がヒット。ヒットした魚は沖にある根に向かって物すごい引きで走ったが、フルロックで対抗。いったん沖に向かったタマンは逃げ切れないと思ったのか、今度は手前の根に向かって走りだした。慌ててラインを巻き取り、後ろに下がりながら応戦。2~3分後、タモに納まったのは74センチ・5.3キロの自己記録のタマンで、石垣島から初の優勝者となった。

 一方2位となった田仲康将さんは、24日夜中の2時に金武海岸へ。夜明け前の午前5時すぎ、ちょこんと小さなアタリが2回あり、3回目に10号竿が大きく曲がった。すかさず竿を取り、フッキングを入れながらゴリ巻きでタマンを強引に寄せた。2分弱で寄せたのが自己記録の70センチ・4.6キロだった。主な結果は次の通り。

▼1位=波照間清人(74センチ・5.3キロ)

▼2位=田仲康将(70センチ・4.6キロ)

▼3位=大城卓(66センチ・3.94キロ)。

24日、明石海岸で74センチ・5.3キロのタマンを釣ってバトルカップタマン釣り大会で優勝した波照間清人さん(大中釣り同好会)
16日、北谷町のメイクマン裏で32センチのイラブチャー他を数釣りした西原大河さん
23日、うるま市照間で62センチ・2.53キロのガーラを釣った栄野川也喜さん
16日、102センチ・16.5キロのロウニンアジを釣った安里優紀さん
18日、名護海岸で45.5センチ・1.42キロのトカジャーを釣った比嘉正志さん
12日、中部で55センチのガーラを釣った古波蔵勇太さん
17日、読谷海岸で118センチ・22.6キロのロウニンアジを釣った大城卓さん
23日、西崎漁港でカニ餌のフカセ釣りで43センチ・1.2キロのチヌを釣った宮城英晃君(右)と野原善輝君
10日、パヤオでシビマグロを大漁した沖縄釣女会とサポターの皆さん。中央の横目則子さんのほか(左から)仲村渠才恵さん、外間修平さん、眞道麻理さん、外間修太さん、宮城臣子さん、城間由紀子さん(第一大盛丸)
14日、渡名喜沖でイソマグロ25キロと18キロ、ヨコシマサワラ10キロ2尾とホシカイワリ8キロを釣った仲田久志さん、友寄隆邦さん、名城尚信さん、田場一成さん、金武良和さん(マンブー丸)