台風15号、先島はあすにも暴風域に 気象台、警戒を


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台風15号(27日21時現在)

 沖縄気象台によると、台風15号は27日午後9時現在、石垣島の南約490キロの海上にあり、時速15キロの速さで北へ進んでいる。

同時現在、暴風域は伴っていないが、台風は今後、勢力を強めながら北上し、暴風域を伴う見込み。先島諸島は28日昼前には風速15メートル以上の強風域に、29日未明から明け方にかけて風速25メートル以上の暴風域に入る恐れがある。
 台風の進路次第では、本島地方に接近する可能性があり、気象台は暴風や強風、高波に警戒し、早めの台風対策を呼び掛けている。
 先島諸島では28日、石垣島地方が昼前、宮古島地方や与那国島地方は夕方に強風域に入る見込み。同日予想される最大風速は八重山地方が東の風23メートル、宮古島地方が南東の風20メートルとなっている。台風の中心気圧は992ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は23メートルで最大瞬間風速は35メートル。中心の南東側330キロ以内と、北西側220キロ以内では強風域となっている。