表情描き方に工夫 ももココロさん、船越小で漫画教室


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子どもたちに表情の描き方などを教えるももココロさん=27日、南城市立船越小学校

 【南城】琉球新報の4こま漫画「がじゅまるファミリー」を連載しているウチナー漫画家ももココロさんによる漫画教室が27日、南城市立船越小学校(宮城伸子校長)で開かれ、6年生46人が参加した。

 ももさんは「笑う」「怒る」など表情の描き方について説明したほか「静かな雰囲気を表すには『しーん』といった文字を書き込む」など、漫画を描く際に重要な点などを、ユーモアを交えながら教えた。
 児童は同市のイメージキャラクター「なんじぃ」をモデルにした4こま漫画にも挑戦した。ももさんのアドバイスを受けながら熱心に取り組んでいた。
 ももさんは「作品一つに5~6時間かかることもある。みんなが今日、漫画を考えるのは大変だったはずだ。ただ大変なことを経験するのは人間が成長する上で大切だ。練習が重要だ」と締めくくった。
 参加した安里太翔君(12)は「漫画の描き方は奥が深いと思った。顔の表情とか工夫されていることを初めて知った」と話した。