西銘、伊礼氏一騎打ちに　伊平屋村長選告示

　【伊平屋】任期満了に伴う伊平屋村長選が２７日告示され、届け出順に前村長の西銘真助氏（６２）と現職の伊礼幸雄氏（６６）の２人が立候補した。投開票は９月１日。

　西銘氏は「村に元気を取り戻す」として農漁業や林業、観光産業の発展、人材育成の推進、給食費無料化などの政策を訴えた。
　伊礼氏は財政を立て直した実績を強調。「村民の要望を実践する」とし、福祉や人口を増やす定住政策に取り組む考えを強調した。
　２７日現在の選挙人名簿登録者数は１００１人（男性５３４人、女性４６７人）。
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　西銘　真助氏（にしめ・しんすけ）１９５０年１０月２９日生まれ。村我喜屋出身。琉球大中退。７５年村役場入り。企画財政課長などを経て９８年に村長に初当選。２００９年８月、３期目の途中で辞職。

　伊礼　幸雄氏（いれい・ゆきお）１９４７年８月１７日生まれ。村田名出身。岡山県立邑久高校卒。７０年に村役場入り。９８年から２００６年まで収入役を務めた。０９年の村長選で初当選した。