25年前の思い出ぎっしり 天底小、タイムカプセル開封


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タイムカプセルを開封した卒業生ら=18日、今帰仁村の天底小学校体育館

 【今帰仁】25年前に行われた今帰仁村立天底小学校100周年記念式典で、当時の全校児童が埋めたタイムカプセルの開封式が18日、同校体育館で催された。

式典では参加者全員で校歌を歌い、カプセルを開いた。保管していた古酒を取り出し、全員で久方ぶりの再会を祝し乾杯した。
 6年生当時の生徒会役員だったメンバーが中心となって実行委員会を結成し開封式を開催。この日は卒業生109人と恩師、100周年記念事業の会長を務めた宮城康吉さんらが参加し、前日にグラウンドから掘り起こしていたカプセルを開封した。
 式では当時3年生の担任だった松田幸子さん(68)と卒業生の親らがフラダンスを披露し、会場を盛り上げた。当時を懐かしみながら全員で記念撮影した。
 恩師代表であいさつした当時6年担任の宮平フミ子さん(73)は「昔はやんちゃだった皆さんとの再会をうれしく思う」と喜んだ。
 当時生徒会役員で世話役を務めた宮城美加子さん(37)=旧姓・久田、名護市=は「たくさん集まってくれてうれしい。今日は再会を祝し思い出話に花を咲かせた」と目を細めた。
(新城孝博通信員)