「かりんとうまんじゅう」全国菓子博で長官賞 お菓子のエビス


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観光庁長官賞に輝いたかりんとうまんじゅう(右)と金賞の名護桜=26日、名護市宮里のお菓子のエビス宮里店

 【名護】名護市の和洋菓子店「お菓子のエビス」(比嘉信勝社長)が製造・販売する「かりんとうまんじゅう」が、このほど広島市で開催された第26回全国菓子大博覧会2013で観光庁長官賞に輝いた。

「名護桜」は金賞を獲得した。比嘉社長は「名護だけで販売している。ぜひ食べに来てほしい」と語った。
 エビスは1995年から餅やまんじゅうなどの製造を手掛けており、2007年に道の駅許田に初出店、現在は市内に3店舗ある。
 かりんとうまんじゅうはカリカリの皮が特徴で、あんこは県産黒糖と北海道十勝産小豆を使用し、すっきりした甘さで同店の和菓子で売り上げ1位という。名護桜は高級バターを使用したフィナンシェで、名護名物の桜の花びらを模した形をしている。
 名護桜は今後、桜の開花時期に合わせて桜エキス入りを製造する予定だ。比嘉社長は「名護の特産として名物になるように頑張りたい」と意気込んだ。