泡盛のお供に “割り”専用飲料「泡ボール」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
オキナワサプナの「泡ボール」の(左から)アセロラ味、シークヮーサー味

 飲料製造業のオキナワサプナ(那覇市、上江洲弘治社長)は新しい泡盛の楽しみ方として、泡盛を割る専用飲料「泡ボール」を開発し、県内の飲食店に商品を売り込んでいる。

味はアセロラとシークヮーサーの2種類。ほかの果実味も開発予定で、現在は県内飲食店45カ所で展開し取扱店の拡大を目指している。
 上江洲社長はウイスキーをソーダ水で割るハイボールに着目し、泡盛も同じような飲み方で楽しめる商品の開発に着手した。県工業技術センターの協力を受け商品化に成功し、2012年11月に販売を始めた。
 天然果汁を使い、泡盛の風味がはっきり残るよう配合の調整に力を入れた。アルコール度数は30度の泡盛を想定している。
 今後はパッションフルーツやタンカン味を出していく予定。上江洲社長は「飲みやすいと評価を受けている。泡盛が若い女性や観光客にももっと親しまれるお酒になってほしい」と話した。問い合わせは(電話)098(833)5030。