クラシック 親しんで 玉城中でワークショップ


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シュガーホール・オーケストラのメンバー(左)から指導を受ける生徒=28日、玉城中学校

 【南城】クラシック音楽の普及を目的とした文化振興事業「音楽と科学の旅・新世界を発見しよう」(主催・南城市、市文化のまちづくり事業実行委員会)が8月から始まっている。シュガーホール・オーケストラは28日、玉城中学校でワークショップを開催した。オーケストラのメンバーが、ドボルザーク作曲の交響曲第9番「新世界より」を題材にクラシック音楽の仕組みを指導した。

 昨年設立されたオーケストラは、南城市文化センター・シュガーホールを拠点に活動している。
 ワークショップは2年生を対象に音楽室で開かれた。ピアノとバイオリン、チェロ、オーボエ、ティンパニーが持ち込まれ、それぞれの奏者が実演を交えながら役割を紹介。生徒にも楽器に触れてもらい、和やかに授業が進んだ。
 同様のワークショップは8月から9月にかけて市内全中学校で開かれる。来年1月9日にはシュガーホールに中学生を招いて指導が実施される。その後「ニューイヤーコンサート」が11日に同会場で開催される。