熱低、台風17号に 沖縄本島地方は大雨、落雷、突風の恐れ


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 台湾の東の海上で発生した熱帯低気圧は2日午前3時、発達して台風17号になった。台風は午前9時現在、久米島の西約130キロにあり、時速約10キロで東北東に進んでいる。中心付近の最大風速は18メートル、中心気圧は1000ヘクトパスカル。最大瞬間風速は25メートルで、中心から170キロ以内が風速15メートル以上の強風域となっている。

 沖縄気象台によると、台風は発達しながら久米島の北西の海上を北東に進み、2日午後9時には久米島の北西約140キロに達する。沖縄本島地方を通過する可能性は低い。
 本島地方では2日昼すぎから3日にかけて激しい雨が降る見込みで、本島地方の多い所で3日正午までに24時間で150ミリの降水量を予想している。気象台は本島地方と宮古島地方での高波、落雷や突風に注意を呼び掛けている。【琉球新報電子版】