久米島の断水、一時解除


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 【久米島】少雨傾向が続く久米島町は8月31日、8月後半から一部地域で実施していた夜間断水を一時解除した。

9月2日、台風17号の影響で午前11時~午後6時までの間に45ミリの雨が降ったが「本格的な水不足解消には至っていない」(町担当者)として今後も断水の実施を検討する。
 沖縄気象台によると、久米島の8月の降水量は1958年の観測以来最も少ない26・5ミリを記録した。町は8月22日~31日まで旧仲里村地域(字宇江城を除く)で夜間断水を実施していた。
 町の担当者は「ダムの状況を見て、今後の断水の実施を検討する」と話した。