コンビニで証明書　南風原町、県内自治体で初

　【南風原】南風原町（城間俊安町長）は住民基本台帳カード所有者を対象に、県内外のコンビニエンスストアのデジタルフルカラー複合機から住民票や戸籍などの証明書を取得できるサービスを２日から始めた。

県内自治体では初の導入。休日や夜間でも証明書が取得できる。ファミリーマート（東京、中山勇社長）は、南風原町を皮切りに全国で自治体証明書交付サービスを拡大する。
　サービス開始セレモニーがこの日、ファミリーマート南風原山川店であり、城間町長、大城健一沖縄ファミリーマート社長ら関係者がテープカットを実施した。
　取得できる証明書は住民票の写し、印鑑証明書、所得証明書、所得・課税証明書（各２００円）、戸籍証明書（４００円）、戸籍附票の写し（２００円）。利用できる時間帯は午前６時半から午後１１時まで（１２月２９日～１月３日は除く）。利用できるのは全国のファミリーマート、ローソン、セブンイレブン、サークルｋサンクスで、ファミリーマートは９月中に県内全店舗、１２月から全国店舗で取得できる。
　城間町長は「利便性を考慮し、県内、県外でも住民サービスが提供できることになった。ぜひ活用してほしい」と話した。大城社長は「取り組みを通し、お客さまの快適な生活を応援したい」と述べた。
　南風原町は２０１４年３月末まで住基カードの発行を無料で行う。