![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img52253bfc72c9d.jpg)
県内もろみ酢製造14社でつくる琉球もろみ酢事業協同組合(松田亮理事長)は3日、もろみ酢の公正マークを大きく表示した「黒糖入り琉球もろみ酢」を発売する。
公正マークを広く宣伝し、消費者の信頼を得る組合ブランドの戦略商品として位置付け、販促に力を入れる。
もろみ酢の主成分であるクエン酸の音から取った3日の「琉球もろみ酢の日」に合わせて企画した。イオン琉球5店やコープアップルタウン店などで販売する。商品は紙パックで、容器にQRコードを記載し飲み方や料理レシピなどの情報を発信する。希望小売価格は税込み2500円。発売記念価格として11月末まで税込み1980円で売り出す。
同組合によると、公正マーク認定企業は県内外に37社おり、58商品が市場に流通しているという。同組合は販促活動を強化し、2015年度までに、業界全体の売上高約60億円(出荷ベース)を目指すとしている。
2日に県庁で会見した松田理事長は「この商品で公正マークを広くPRする。公正マークが品質を保証し、消費者に安心して飲んでもらえる」と説明した。