市内外で慰問活動 豊見城保栄茂婦人会


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手作りの衣装、自前の振り付けで創作ダンスを披露する保栄茂婦人会のメンバー=8月31日、那覇市の国場自治会公民館

 【豊見城】豊見城市保栄茂婦人会(當間竹子会長、30人)は3年前からボランティアで市内外で慰問活動を続けている。

8月31日に那覇市国場自治会公民館で開かれた協同にじクリニックのひまわり家族会「語てぃ遊ばな祭」では、歌謡ショー&創作ダンスを披露し、会場を沸かせた。
 同婦人会は、地域の花作りと慰問活動を柱に取り組んでおり、地元の十五夜祭、合同生年祝いなどで余興を担当。市外からもオファーを受けるようになった。
 衣装も会員の手作りで、ダンスも会員がアイデアを出し合い、振り付けを決めている。山本リンダの「狙いうち」と「カチャーチドンドン」をアレンジし、華やかなダンスが好評だ。
 當間会長は「踊りの練習の後のみんなとの語らいが何よりも楽しい」と語り、「慰問先で『元気をもらった』と喜ばれるのが励みになる」と笑顔。年末には大宜味村からのオファーもあるといい、前会長の當銘ケイ子さんも「要望があれば、どこへでもいきたい。婦人会活動として続けていきたい」と意欲を見せる。
 この日、保栄茂婦人会の余興を楽しんだ津田キヨさん(88)は「懐かしい歌もあり、上等だった。ぬちぐすいになった」と喜んでいた。