木村 男子400メートル2位 日本学生対校陸上


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
木村 淳

 陸上の日本学生対校選手権第1日は6日、東京・国立競技場などで行われ、男子400メートルで木村淳(中部商高―中大)が46秒73で2位に入った。

 やり投げは男子でロンドン五輪代表のディーン元気(早大)が78メートル95で2年ぶり2度目の優勝を果たした。女子は1年生の久世生宝(筑波大)が56メートル35の大会新記録で制した。

◆最後のインカレ飾れず悔しさ 木村、今後の飛躍誓う
 男子400メートルの木村淳(中部商高―中大)は1位の山崎謙吾(日大)にわずか0秒08差の2位。後半型の山崎にラストの直線で振り切られてしまった。
 大学最後のインカレで優勝できなかった悔しさはにじませたが、「勝負は学生の大会ではなく、日本一を決める舞台や世界大会だと思っている。今後飛躍できればいい」と木村。400メートルに専念してまだ1年という伸びしろに加え、7月のユニバーシアードを経験して自身の課題も分かっているから冷静だった。
 これまではけがに泣かされることが多かったが、今年は5月に自己ベストの46秒00をマークするなど順調にきている。
 10月の国体に向け「世界陸上に出たメンバーも出てくると思う。その中で45秒台を出し、優勝を狙いたい」と大きな目標を掲げた。