![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img522bc86c4980d.jpg)
1945年の沖縄戦で中学校や女学校の生徒にもかかわらず戦地に駆り出され、その悲惨さを今に伝える元学徒隊の人々に感謝状を贈ろうと「命どぅ宝表彰状を渡す会」(宮城千恵会長)が7日、発足した。
同会は12月6日に那覇市の教育福祉会館で元学徒らを招いた催しを開き、未来へ命をつないだことに感謝し、彼らが紡いだ命どぅ宝の思いを次の世代に引き継ぐことを誓う。
7日午後、教育福祉会館で設立集会が開かれ、関係者ら約20人が今後の活動を議論した。元学徒を励ますために10月26日と11月2日、同会館で戦前の校歌を合唱する催しも開く。
9月7日は沖縄の日本軍が正式に降伏してからちょうど68年。参加者は当時に思いをはせ、戦争を繰り返さないためにも活動の意義をあらためて確認し合った。