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【伊江】伊江小学校(玉城洋之校長)の6年生14人は5日、縄文期の遺跡などが多く発掘されたナガラ原第三貝塚を訪れ、遺跡や貝塚の歴史や、遺跡から見えてくる当時の生活を学んだ。
村教育委員会の玉栄飛道(たかみち)主事は、遺跡が縄文時代相当期と弥生時代後期のものであることや、人骨や竪穴遺構、貝製品などの遺物について説明し「人骨の発見から埋葬だったことなど、当時の生活の様子を推察できる」と話した。
児童らは興味津々で玉栄主事の話を聞き「ホラ貝のやかんがあったがお湯は何に使ったのか?」「四角の貝が北海道にもある。あの時代にどのように北海道まで行ったのか?」などと質問した。
坂上莉り子さんは「大昔の人たちの使っていた石や家具が発見されたのがすごいと思う」と話した。6年生担任の宮城潤教諭は「教科書の上だけではなく実際に本物の遺跡が見られてよかった。より身近に感じることができると思う」と話した。(知念光江通信員)