台湾最大の自家用機会社・飛特立(フェイトーリー)航空は2日、台湾初の自家用飛行機の訓練所を台湾南部に設立すると発表した。訓練費用は総額で約150万元(約500万円)。最短半年の訓練で、プロペラ機やヘリコプターの免許が取得できる。
計画では、高雄にある小港飛行場に訓練センターを設置。既に2人乗りのセスナ172とヘリコプター・ロビンソンR22を訓練機として用意している。もし設立されれば、免許取得のためアメリカやオーストラリアに行く必要がなくなり、免許取得の費用や手間が大幅に軽減される。
同社は台湾のビジネス用自家用機の需要増大に対応するため、政府の要請を受けて1年半前に創立。
台湾、シンガポール、タイに展開し、ビジネスジェットなど6機を運用している。