辺野古沖のライトゲーム


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 日中エギングのパイオニア杉原正浩さんは、夏場に沖縄を訪れたときは船からのライトゲームを楽しんでいる。今年も9月6、7の2日間、船をチャーターしたと杉原さんから連絡が入ったので、2日目に同行取材することにした。毎年ほぼ確実に釣らせてくれる第2豊仁丸なら、確実にタマンが釣れるだろうと考えたからだ。

 朝6時30分に辺野古漁港に集合。久しぶりに会った船長に、最近のタマンの状況を聞いた。今年の夏場は水温が30度を超えていて、活性が低いとの返事。おまけに当日は無風ベタ凪(なぎ)でさらに厳しいだろうとの予測だった。それでもミーバイ等の根魚は安定して釣れているとのことで、タマン狙いとナブラ打ち、根魚狙いの3本立てで辺野古沖のポイントを攻めることにした。

 予測通り、タマンポイントでは目立った釣果に恵まれなかった。しかし、根魚狙いのポイントでは、杉原さんが1.6キロのナガジューミーバイを釣ったのをはじめ、イノーアカジンやクチナジ等、11種類が釣れた。9月に入って水温も下がり始めたので、これからタマンも確率よく釣れることが予測される。アオリイカも釣れ始めているので、ライトゲームとボートエギングの2本立てで楽しめる。第2豊仁丸(090・8917・0950)(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

9月7日、辺野古沖のライトゲームで1.6キロのナガジューミーバイを釣ったユニチカの杉原正浩さん
9月7日、恩納村海岸でシガヤーダコの足を餌に64センチ・3.4キロのタマンを釣った井上慎悟さん
9月5日、糸満釣り筏のダンゴ釣りで45センチ・1.34キロのチヌを釣った安次嶺淳さん
9月8日、空港裏で39センチ・1.1キロと30.5センチ・0.6キロのカーエーを釣った當間靖さん
9月8日、空港裏で39センチ・1.1キロと30.5センチ・0.6キロのカーエーを釣った當間靖さん
9月2日、西海岸で135センチ・26.5キロのロウニンアジを釣った幸喜浩さん
8月31日、那覇夫婦川のルアー釣りでチヌを釣った石野颯人さん(TEAM富士家)
8月24日、渡名喜沖で100センチ・11キロのオーマチを釣った翁長重典さん
8月24日、石垣島西海岸で72センチ・4.41キロのタマンを釣った新川享さん(Team I.S.F.C)
9月3日、北谷海岸で125センチ・25.5キロのロウニンアジを釣った津波大輔さん
9月1日、安謝で25センチのミーバイを釣った宮城伊織さん