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赤土流出を防ぐために県民の意識を高めたり、防止に向けた技術を集めたりする目的で「2013年度赤土等流出防止交流集会」(県主催)が10日午後、那覇市の県庁講堂で開かれた。
県や市町村の職員ら約150人が参加し、流出防止に向けた取り組みの発表や意見交換などが行われた。
事例発表では、大宜味村産業振興課の宮城翔さんと同村地域耕作放棄地対策協議会の比嘉貢野さんが、写真を用いて赤土流出防止策を説明した。
同村では雨が降ると、傾斜地から赤土が海へ流れ出るため、イネ科の植物「ベチバー」を畑の周囲に植えたり、作物を作っていない畑には、ヒマワリやソバを植えたりして流出を防いでいる。また、地域住民にも問題について知ってもらおうと、ベチバーの植栽体験も実施している。