しまくとぅば県民意識調査 親しみ感じるが80・2%


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 県文化振興課は13日、県庁で会見し、しまくとぅば普及推進事業の一環で実施した「しまくとぅば県民意識調査」の結果を発表した。それによると、しまくとぅばを話す頻度については「主に使う」が10%、「共通語と同じぐらい使う」が25・4%で、頻繁に使う人が約35%にとどまることが分かった。「あいさつ程度(ハイサイなど)」も22・6%にとどまった。

 しまくとぅばの理解度については「よく分かる」が24・1%、「ある程度分かる」が44・1%だった。
 しまくとぅばに対する親しみについては44・5%が「親しみを持っている」、35・7%が「どちらかと言えば親しみを持っている」と答え、8割が親しみを感じているとの結果が出た。
 県によるしまくとぅばの意識調査は初めて。
【琉球新報電子版】