「しまくとぅば副読本活用を」 県教育庁が通知


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 「しまくとぅばの日」を18日に控え、県教育庁は今月2日と13日に、それぞれ各市町村教委と各県立学校に対し、学校現場でしまくとぅばの普及に取り組むことを求める通知文書を送付した。文書では行事あいさつでの使用や副読本の活用など具体的事例を初めて盛り込んだ。

 事例として、しまくとぅばで行うラジオ体操や学芸会のあいさつ、劇のせりふに取り入れることなどを促している。
 県教育庁は今後も取り組みの在り方について検討していく。同庁担当者は「子どもたちには勉強としてではなく、生活に根差した言葉として楽しみながら親しんでほしい」と話した。