リゾ婚協会が法人化　件数増へウェブ活用

　沖縄リゾートウエディング協会の小川義昭会長は１９日、那覇市内で会見し、一般社団法人に８月２２日付で移行したと発表した。

同協会の法人化は全国でも初めてという。法人化に伴い、新たな収入源確保に向けてウェブビジネスを展開する。
　同協会の既存サイト「旅するウエディング」を公式サイトとして活用し、ウェブ登録会員（一般利用者）に対し、協会加盟店のサイトから選定したブライダル関連情報や観光メニューを提供する。ウェブ会員が加盟店から商品を購入した場合、協会に手数料を支払う仕組みとなる。
　同協会は、ブライダル関連会社や観光施設など協会加盟店３７社や県市町村と連携し、ウェブ会員拡大を図る。２０１５年までにウェブ会員５千組、加盟店での挙式成約数千組を目指す。
　小川会長は「これまで協会の認知度は低かったが、法人化によって高めたい。近年国内の婚礼件数が減少し、先行きが厳しい。県内自治体と協力し、２０年までに国内外から挙式２万組を誘致したい」と話した。