沖縄総合事務局、那覇空港滑走路増設で埋め立て承認申請書提出/


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 内閣府沖縄総合事務局は20日、那覇空港滑走路増設に向けた埋め立て承認申請書を県南部土木事務所に提出した。同日午前中に那覇港管理組合にも提出する。同土木事務所と県土木建築部海岸防災課が書類がそろっているかや誤字・脱字などを確認する形式審査をした後、同海岸防災課が内容審査を行い、工事公告を10月中旬から実施する予定。工事は来年1月初旬から中旬にかけて着工し、2019年末に完成する見通し。工期は実質5年10カ月。

 同事務局の藤澤友晴空港整備課長が20日午前10時半ごろ、那覇市の南部土木事務所で埋め立て承認申請書1セット3冊(約4千ページ)の5組を喜屋武忠南部土木事務所長に手渡した。
 滑走路は2700メートル、埋め立て面積は約160ヘクタール、埋め立て土量は約991万平方メートルとなっている。【琉球新報電子版】