広汎性発達障がいの双子の中学生姉妹が描いた絵画を紹介する「天才児 ひなとかのんの絵画展~バッタと鳥と妖怪と~」が20日、那覇市天久の琉球新報社1階ギャラリーで始まった。27日まで。入場無料。
ひなさんとかのんさんは、毎週木曜日(第3を除く)に琉球新報生活面に連載中の6こま漫画「天才児 ひなとかのんのおひさま日記」のモデル。黒ペンで妖怪を描くひなさんと、細かい描写で鳥・虫・花を描くかのんさんの作品計47点を展示している。
婦人会仲間と会場を訪れた島袋ひとみさん(47)=伊江村=は「私の娘もコミュニケーションが苦手な部分がある。私たちが分からないつらさもあると思う」と目を潤ませた。
23日午後2時からは琉球新報本社2階ホールで、二人の母親で漫画の著者・森山和泉さんの特別講演会がある。入場料500円。別室でモニター視聴ができる親子席もある(要申し込み、先着10組)。親子席希望者は講演会実行委員会(電話)090(1883)6838まで。