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【沖縄】沖縄市立沖縄東中学校の美術同好会はこのほど、古謝自治会をPRする手作り看板を制作した。17日に古謝公民館近くに設置された看板前で除幕式が開かれ、駆け付けた住民らに作品が披露された。
自治会の要請を受け、同好会の部員5人が約1カ月かけて制作した力作で、縦90センチ、横3メートルの大型看板になる。看板を設置する骨組みは、廃材を活用して地域住民が組み立てた。
2009年3月に市指定文化財に登録された樹齢100年超のアコウの木とビジュル(霊石)に加え、伝統の獅子舞や子ども和太鼓など古謝を代表するものを描いた。
1年で美術同好会副部長の儀間穂乃花さん(13)は「テストの時期と重なり大変だったが、協力して一生懸命に描いた。5人で作る初めての合作で、地域の人に喜んでもらえたらうれしい」と笑顔で話した。
古謝自治会の知念信恒会長は「古謝の伝統文化をPRする期待通りの作品ができた。地域で大切にして、多くの人に見てもらいたい」と話した。 看板は、県道33号と市道古謝公民館線が重なる交差点近くの緑地帯に設置されている。