沖国3位、県勢初全国へ 九州大学女子駅伝


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 駅伝の第31回全日本大学女子対校選手権大会九州地区予選会は21日、福岡市平和台陸上競技場であった。各大学8人が2組に分かれてトラックの5000メートルレースに臨み、上位6人の合計タイムで競う。出場4校のうち、1位の福岡大、2位の鹿屋体育大、3位の沖国大が本大会(10月27日・宮城県仙台市)への出場権を獲得した。

県勢女子の本大会出場は初めて。

◆杜の都での快走を誓う 津波古と與那城
 沖国大が上位3枠に滑り込み、悲願の全国切符を手にした。
 タイムでみると、全国の強豪たちとの差はまだまだ大きい。それでも、仲田哲二監督は「県内の大学から駅伝で全国舞台に出られることが高校生にも刺激になる。恥じないような成績を残したい」と意気込む。
 チームの柱は2人の3年生エース、與那城綾音と津波古美月。コザ高時代に駅伝で全国出場経験のある津波古は「誇りを持って走りたい」といい、與那城も「せっかくのチャンス。伸び伸びと自分たちの力を出し切りたい」と、杜(もり)の都での快走を誓った。