沖銀嘱託2職員、司法試験に合格 支援制度で7人目


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沖銀の支援制度で司法試験に合格した仲宗根南子さん(右)と秋島成宏さん=沖縄銀行

 沖縄銀行(玉城義昭頭取)は23日までに、嘱託職員2人が司法試験に合格したと発表した。

10日に発表された司法試験合格者6人のうち、同行の支援制度を利用した合格者が2人だった。同制度による合格者は7人となった。
 合格したのは仲宗根南子さんと秋島成宏さん。仲宗根さんは「制度のおかげで試験勉強に集中でき合格できた。温かい雰囲気のある沖銀でリーガルアシスタントとして働くことができて本当によかった」と感謝の気持ちを述べた。
 秋島さんは「司法試験では経済的負担が大きく、経済的サポートをもらえるのは合格に必要不可欠な要素だった。微力ながらも社会に還元できるよう精進したい」と語った。
 沖銀は2007年11月から、司法試験挑戦中の琉球大学法科大学院の修了生を嘱託職員として採用し、受験勉強を応援している。これまでの支援制度利用者は13人。