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【東京】海外のJALホテルの総支配人などを務めたドイ・ホスピタリティ産業研究所主宰の土井久太郎氏(79)は、日本のホテル業界を英文で解説した「ザ・ホテルインダストリーインジャパン(日本のホテル産業)」を出版した。
宴会の比重が高いなど欧米とは異なる日本のホテル産業を詳しく紹介している。土井氏は「沖縄には今後さらに国際ホテルチェーンが進出し、外国人職員も増えるだろう。日本独自のホテル文化を海外に伝達し、一緒に働く若い日本人職員にも学んでほしい」と話した。
土井氏はJALホテルズでオクマビーチリゾート(国頭村)の立ち上げに関わり、海外のホテルの総支配人を歴任。国際教養大学の客員教授なども務めた。
同書ではホテルの成り立ちや旅館との違い、日本的サービスの特徴、宴会や婚礼などの収入が高い経営形態、日本独特の人事勤労慣習などを網羅した。沖縄のリゾートウエディングの特徴なども紹介している。
問い合わせは同研究所(電話)03(5560)3644。