普天間にオスプレイ9機帰還 駐機数最多に


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海外訓練から帰還し米軍普天間飛行場に駐機するMV22オスプレイ=24日午後4時20分ごろ

 【宜野湾】米海軍第7艦隊の強襲揚陸艦ボノム・リシャールとともに6月からオーストラリアなどに演習のため派遣されていた、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ9機などの米軍機が24日、米軍普天間飛行場に相次いで帰還した。追加配備された部隊の11機と合わせ、同飛行場に駐機するオスプレイは20機以上となり、昨年10月の配備以降最多となった。

 オスプレイは帰還直後から県内での飛行訓練を開始。2部隊のオスプレイ少なくとも計9機が県内各地で飛行を繰り返し、訓練が激化した。
 1日の間に9機のオスプレイの飛行が確認されたのは昨年の配備以降初めて。オスプレイは24日午前8時50分ごろから午後0時25分ごろまでに9機が帰還。昼前から午後6時ごろまでの間、伊江島など県内各地に飛来するなど途切れることなく飛行を続けた。県内で飛行訓練したオスプレイ9機の総飛行時間は、この日だけで22時間以上に及んだ。