キングス、高陽に快勝 bjリーグプレシーズンマッチ


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キングス―高陽オリオンズ 第4クオーター、相手パスをブロックするアンソニー・マクヘンリー=25日、那覇市の県立武道館(諸見里真利撮影)

 プロバスケットボールbjリーグの琉球ゴールデンキングスは25日、那覇市の県立武道館で、韓国プロバスケットボールリーグ(KBL)の高陽オリオンズとプレシーズンマッチを行い、86―69で勝利した。

キングスは第1クオーター(Q)、高陽の攻撃的で精度の高いシュートに苦しめられ、14―20とリードを許した。第2Qはスクーティー・ランダルらビッグマンがインサイドの攻撃で追い上げると、金城茂之のロングシュートで逆転。第4Qもランダルの連続得点などで快勝した。高陽オリオンズとの第2戦は26日午後7時から同会場で行われる。

琉球ゴールデンキングス
86―69(14―20,23―16,29―16,20―17)
高陽オリオンズ

◆新戦力存在感/ランダル23得点
 出だしは高陽の当たりの強いインサイド攻撃に加え、精度の高いロングシュートに苦しめられ、第1Qはリードを許した。
 それでも持ち前の素早い守備で何とか追い上げ、1点リードで迎えた第3Q。沖縄に来て1カ月のランダルが、バスケットカウントや速攻などで点を重ねた。ランダルはチーム最多の23得点で存在感を発揮した。
 オールコート、ハーフコートなど多彩に使い分ける相手守備に、柔軟に対応したのもさすがだった。
 一方で、伊佐勉HCが「キングスの課題」と話すのが、第4Qでなかなか差を広げられなかった点だ。要所でのパスミスに、簡単なシュートミスも目立った。
 プレシーズンマッチ全勝まであと一つとなった。第2戦も白星で終え、新シーズンへの弾みをつけることを狙う。