東京国体開幕飾る きら星エイサー隊ら300人


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力強いエイサーを見せたきら星エイサー隊と園田青年会の演者ら=28日、東京都の味の素スタジアム

 【東京国体取材班】沖縄市内の授産施設や作業所で働く知的障がい者でつくる「きら星エイサー隊」(照屋達也実行委員長)と、同市園田青年会の比嘉大輝会長らが28日、東京都の味の素スタジアムで行われた第68回国民体育大会総合開会式のオープニングセレモニーで、勇壮なエイサー演舞を披露した。

 東京都町田市のエイサー団体・町田遊星エイサー隊と交流をきっかけに実現した。東京や埼玉の6団体から約300人が参加した。セレモニーでは仲順流(ちゅんじゅんながり)や唐船ドーイなど5曲を、約5分に短縮して行われた。演者らは鮮やかなばちさばきで力強いエイサーを舞い、会場の観客から大きな拍手が送られた。
 きら星エイサー隊事務局長の桑江澄子さんは「半年かけて練習してきたかいがあった。見ていて感動した」と強調した。比嘉会長は「こんなに大人数で踊るのは初めて。園田の曲を大舞台で披露できて、気持ち良かった」と話した。