バス関係事業者と合意 旭橋都市再開発


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 旭橋都市再開発(那覇市、福治嗣夫社長)は、那覇バスターミナル地区(那覇市泉崎)の開発計画を進めることについて、バス関係事業者と合意した。

バス4社とバス協会、那覇バスターミナル社と8月27日付で合意文書を交わした。バス事業関係者との合意により、再開発事業の加速化が期待される。26日の県議会代表質問で、県企画部の謝花喜一郎部長が島袋大氏(自民)の質問に答え、「新たな那覇バスターミナル計画について合意形成が図られた」と明らかにした。
 同地区では、県立図書館の新築移転が予定されている複合施設を整備する計画がある。2013年度中に事業認可を取得し、15年度着工を目指している。
 ターミナル内に施設が建設された場合のバス駐車場や発着場の確保が課題となっていたが、計画では、複合施設内の地下や地上部分をバスターミナル機能として維持させる方針だ。
 旭橋都市再開発は、30日に複合施設についての事業者向け説明会を開く予定。