日本貿易振興機構(ジェトロ)のソウル事務所が主催する日本酒を取り扱うホテルや居酒屋を対象とした「泡盛紹介セミナー・商談会」が24日、ソウル市の江南ファイナンスセンターで開かれた。県内からはヘリオス酒造(名護市)が参加し、泡盛の紹介や試飲などを行った。10月上旬にも泡盛「くら」を韓国へ正式に出荷する。
セミナー・商談会には現地のバイヤー16人が参加した。ヘリオス酒造の海外イベント担当、松田あかね氏が、梅酒を含む5銘柄の商品を紹介しながら、泡盛の飲み方などを説明した。バイヤーからは「泡盛の多様性などいろいろなことを教えてもらい良かった」「韓国は焼酎にこだわりがあるので、プレミアム焼酎として市場をうまく攻略できれば、チャンスをつかめそうだ」などのコメントが寄せられ、好評だった。
松田氏は「居酒屋やホテルの担当者と直接顔を合わせて話をすることで、泡盛流通の現状や流通経路の構造、価格設定など現地の情報もより詳しく知ることができた。販路開拓の足掛かりになった」と述べた。
英文へ→Awamori seminar held in South Korea