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真和志(延長13回)激闘制す 県秋季高校野球第10日

真和志―中部商 延長13回、サヨナラ勝ちを決め喜びを爆発させる真和志ナイン=28日、嘉手納町野球場(諸見里真利撮影)

 第63回県高校野球秋季大会第10日は28日、北谷公園野球場などで3回戦の残り4試合を行い、8強が出そろった。真和志は延長十三回、中部商に4―3でサヨナラ勝ちし、2年ぶり7度目の準々決勝進出を決めた。

宜野座は4―1で第2シードのコザを下した。沖尚は与勝を7―0の八回コールドゲームで寄せ付けず、浦添商も5―1で那覇商に快勝した。宜野座は2年連続18度目、沖尚は2年連続26度目、浦添商は2年ぶり14度目の8強入り。29日は同球場などで準々決勝4試合があり、九州大会に進むベスト4が決まる。

◆エース力投に 一丸で1点
 七回以降、スコアは3―3から動かない。再試合もちらつく延長十三回。真和志が停滞ムードを打開し、エースの力投に報いた。死球と犠打、左前打で1死一、三塁。新城佑弥の内野ゴロが併殺崩れとなる間に決勝点を奪った。3時間10分に及んだ激闘は、真和志ナインが泥くさいサヨナラで完結させた。
 1回戦から一人でマウンドを担う山入端立郎の力投が、勝利を引き寄せた。外への変化球で誘い、内角をえぐる直球で仕留める。1、2回戦は納得のいく内容ではなかったという左腕は「今日は気持ちの入り方が全然違った。どんどん相手に向かっていけた」。七回に同点打を許したが、以降は捕手・新城雄也の好リードにも支えられ、気迫あふれる投球で要所を抑えた。
 そして十三回。高良雅秀監督が「一番強気な選手。スクイズは考えなかった」という期待に応え、決勝点を演出した新城佑は言う。「ベンチで疲れて座る立郎を見て、立郎のためにもチームのためにも絶対に自分が決めようと思った」
 九州を懸けた準々決勝は、今夏の県大会準決勝で延長戦の末、1点差で敗れた沖尚と対する。指揮官が「総力戦で、相手が嫌がるような守りや攻めをしたい」と言えば、新城佑も「部員19人の全員野球で勝ちたい」。応援に駆け付ける先輩たちの前で雪辱を果たし、31年ぶりの4強を見据える。(大城周子)

<きのうの結果>
▽3回戦
宜野座 4―1 コザ
浦添商 5―1 那覇商
真和志 4―3 中部商
  (延長十三回)
沖尚 7―0 与勝
  (八回コールド)

<きょうの試合>
▽準々決勝
【北谷】10時
美里工―嘉手納
宜野座―浦添商
【那覇】10時
八商工―知念
真和志―沖尚



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