県教育庁、ネット犯罪対策特別チーム発足


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 県内の中高生を含む少女らがインターネットによる売春事件に巻き込まれたことが8月に発覚したことを受け、県教育庁はネット犯罪への児童生徒の関与を未然に防ぐためのプロジェクトチームを10月にも発足させることを決めた。

県警や福祉保健部などと連携し、教員向けのガイドライン作成に着手する。
 有害サイトの閲覧を制限するフィルタリング機能の励行や児童生徒の危険回避能力育成、情報モラル教育推進などの観点からガイドラインを作成する予定。各教育事務所や学校問題等解決支援チームなどとも協議して作成する。早ければ年内にも完成させ、各学校に周知する方針だ。
 県教育庁は各携帯電話会社にも、児童生徒との契約の際、保護者にフィルタリング機能の設定を促すよう呼び掛ける予定だ。